【Python】virtualenvで作った仮想環境のPythonのバージョンを変更する【virtualenv】
Johnson MartinによるPixabayからの画像
借金エンジニアです。
virtualenvで作るPythonの仮想環境、バージョンを指定する方法はすぐ見つかりますが、一度作った仮想環境のPythonのバージョンを変更する方法は情報が少ないようでなかなか見つかりません。
そこで、ちょっと頑張って調べてみました。
が、
見つかりませんでした。
ということで、仮想環境を作り直した方が早そうです。
virtualenvについては下記記事をご覧ください。
では、仮想環境を作り直す手順を見ていきましょう。
1. pip でインストールしたパッケージをテキストファイルに出力
仮想環境に入っている状態でpip freeze > requirements.txt
コマンドを使って、pip でインストールしたパッケージをテキストファイルに出力します。
出力するファイル名は何でも良いです。
pip freeze
コマンドはこんな感じでインストール済みパッケージの一覧を出力します。
$pip freeze Click==7.0 Flask==1.1.1 Flask-WTF==0.14.2 itsdangerous==1.1.0 Jinja2==2.10.1 MarkupSafe==1.1.1 Werkzeug==0.16.0 WTForms==2.2.1
2. 仮想環境から抜ける
deactivate
コマンドで仮想環境から抜けます。
3. 仮想環境作成時に生成されるフォルダーを削除
仮想環境作成時に仮想環境名のフォルダーが生成されますが、その生成されたフォルダーを丸ごと削除します。
4. 仮想環境を作り、仮想環境に入る
仮想環境を作ります。ここで変更したPythonのバージョンを指定してください。仮想環境を作ったら、仮想環境に入ります。
仮想環境の作り方、Pythonのバージョンの指定方法、仮想環境への入り方、は上記で紹介した過去の記事をご覧ください。
5. パッケージを一気にインストール
手順1で出力したインストール済みパッケージ一覧のテキストファイルを使って、パッケージを一気にインストールします。
pip install -r requirements.txt
コマンドでインストールします。
手順は以上です。
おわりに
慣れれば1分ぐらいで終わると思います。
手間と言えば手間なので、さくっと変更できると良いんですけどね。
以上です。
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