Mac に MariaDB をインストールしました
借金エンジニアです。
Mac に MariaDB をインストールしたので、やったことをまとめておきます。
今まではローカルにDBをインストールしていなかったのですが、いちいちAWSのRDSを立ち上げるのも面倒だし、お金かかるし、ローカルなら何やってもいいし、・・・
何で今までインストールしなかったんだ。。。
と思ったので、インストールしました。
仕事ではほぼ MySQL のみですが、何となくオラクルが嫌いなので、MariaDB をインストールすることにしました。
MariaDB をインストール
まずインストールです。
pyenv をインストールした時のように Homebrew でインストールしました。
pyenv をインストールした時の記事はこちら。
Homebrew のインストールについては下記サイトを参照ください。
ターミナルアプリで下記コマンドを実行して MariaDB をインストールしました。
brew install mariadb
🍺が表示されたら成功です。
(🍺が表示されても失敗することがあったらごめんなさい)
MariaDB を起動
続きまして、MariaDB を起動します。
起動もターミナルアプリから行います。
次のコマンドで起動しました。
brew services start mariadb
※ mysql.server start
でも起動できます
セキュリティ設定
続いて、セキュリティの設定を行いました。
mysql_secure_installation
コマンドで設定します。
Access denied for user 'root'@'localhost'
というエラーになった場合は、sudo mysql_secure_installation
を試してみてください。コマンド実行後に求められるパスワードは Mac にログインする際のパスワードを入力します。
mysql_secure_installation
コマンドを実行すると、
Enter current password for root (enter for none):
とパスワードの入力を求められます。これは MariaDB の root のパスワードですが、デフォルトでは設定されていないため、何も入力せずに Enter キーを押して、次に進みます。
ここから対話形式で設定をしていきます。設定する項目は次の4項目です。
Change the root password?
まずは、rootパスワードを変更するかどうか。デフォルトは設定されていないため、入力無しでログインできてしまいます。ローカルDBなので、そのままでも問題ないと思いますが、適宜変更してください。
Remove anonymous users?
続いて、匿名ユーザーを削除するかどうか。必要ないので、削除しました。
Disallow root login remotely?
続いて、リモートから root でのログインを禁止するかどうか。これもローカルなので、禁止しないでも良いかと思いますが、私は禁止にしました。
Remove test database and access to it?
デフォルトで用意されている test データベースを削除するかどうか。必要ないので、削除しました。
以上、4項目を設定しました。
最後に、Reload privilege tables now?
と権限テーブルを再読み込みするか聞かれるので、再読み込みしました。
MariaDB にアクセスしてみる
セキュリティの設定も終わったので、さっそく MariaDB にアクセスしてみます。
次のコマンドで MariaDB にアクセス・ログインします。
mysql -u root -p
パスワードを聞かれるので、先ほど設定した root のパスワードを入力します。 ログインできると、
Welcome to the MariaDB monitor. Commands end with ; or \g. Your MariaDB connection id is 9 Server version: 10.4.6-MariaDB Homebrew Copyright (c) 2000, 2018, Oracle, MariaDB Corporation Ab and others. Type 'help;' or '\h' for help. Type '\c' to clear the current input statement. MariaDB [(none)]>
のように表示されます。
ユーザーの作成
次にユーザーを作成しました。
ユーザーの作成は MariaDB にログインしている状態で次のSQL文を実行して、作成しました。
CREATE USER 'username'@'%' identified by 'password';
username
と password
は適宜変更してください。
作成したユーザーに権限を設定
次に作成したユーザーに権限を設定します。
次のSQL文を実行して、権限を設定しました。
GRANT ALL on *.* to username;
ALL
が権限になります。閲覧のみ、データ追加のみ、など、特定の操作権限だけ与えることもできます。
username
は適宜変更してください。
作成したユーザーでログイン
最後に、作成したユーザーで MariaDB にログインします。
まずは、root でログインしている状態から、exit
コマンドでログアウトします。
ログアウト後、次のコマンドで MariaDB にログインします。
mysql -u username -p
username
は適宜変更してください。
ログインに成功すると、root でログインした時と同じ表示になります。
おわりに
少し雑なまとめになりましたが、インストール、起動、セキュリティ設定、ログイン、ユーザー作成、作成したユーザーへの権限設定、を行いました。
今日はからっぽのDBを作成しただけですが、これからガシガシ使っていきたいと思います。
以上です。
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