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【R言語】R言語の始め方(Mac)


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おはようございます。こんにちは。こんばんは。

借金エンジニアです。

最近、仕事でR言語を使用しています。 あるデータの解析方法を検証するにあたり、データをあれこれ加工するためにR言語を使用しています。

R言語は統計解析用のプログラミング言語で、 無料で誰でも使用できます。 詳しくはWikipediaで。R言語 - Wikipedia

プログラミング言語は大体無料な気はしますが、R言語に似ている?Matlabは有料ですね。
私も元々はMatlabを使用していましたが、ライセンスの期限切れちゃったし、Matlabじゃないとできないことでもないし、ということで、R言語に切り替えました。

R言語の始め方

R言語を使用する方法は色々あるようですが、私はR言語用のIDEであるRStudioを使用しています。 RStudioはオープンソース版と商用版があり、私はオープンソース版を使用しています。
RStudioはWindowsでもMacでも、Linuxでも使用できます。

RStudioは公式Webサイトからダウンロードできます。 www.rstudio.com

RStudioだけインストールして起動すると、 f:id:debtengineer:20170618162605p:plain
Rが無いと怒られます。
R自体は別でインストールします。

Rは下記サイトで入手できます。
The Comprehensive R Archive Network

CRANと呼ばれているサイトで、R本体やRで使用できる色々なパッケージがここでダウンロードできます。

使用しているOSを選んで、最新版をダウンロードしましょう。 この記事を書いている時点では最新が3.4.0なので、これをダウンロードします。

R本体をインストールして、再度RStudioを起動すると、無事起動できました。 f:id:debtengineer:20170618163612p:plain

これで準備完了です。

R言語で出来ること

統計解析用のプログラミング言語なので、統計解析ができます。
説明が超雑ですね〜(汗) 正直言って分かってません(泣)
ベクトル、行列が扱いやすいらしいです(笑)

私が今やっていることは、DBからデータを引っ張ってきて、加工して、CSVで出力する、この3つ。
なので、同じようなことを気軽にやりたい人はR言語を試してみても良いと思います。

とりあえず、行列の計算を試してみましょう。 簡単な計算だけならConsoleでサクッとできます。

まずは、変数への代入方法

基本中の基本ですね。
変数xに1を代入してみます。

> x <- 1  
> x  
[1] 1

x=1でも代入できるのですが、Rでは <- を使います。
変数だけ入力してEnterを押すと、変数の中身が出力されます。

Consoleで作成した変数はRStudioの右上のウィンドウにも表示されます。 f:id:debtengineer:20170618171829p:plain

行列を作成する

Rには行列を作成する関数matrixが用意されています。
matrixは引数に ベクトル、行数、列数 の3つを指定します。
3行×3列に1〜9を入れた行列を作ってみます。

> x <- matrix(1:9,nrow = 3,ncol = 3)
> x
     [,1] [,2] [,3]
[1,]    1    4    7
[2,]    2    5    8
[3,]    3    6    9
> 

こんな感じで作れます。
nrow、ncolは省略できるみたいです。

> y <- matrix(1:9,3,3)
> y
     [,1] [,2] [,3]
[1,]    1    4    7
[2,]    2    5    8
[3,]    3    6    9
> 

行列の計算

行列の四則演算をやってみます。

足し算
> x <- x + x
> x
     [,1] [,2] [,3]
[1,]    2    8   14
[2,]    4   10   16
[3,]    6   12   18
> 
引き算
> x <- x - x
> x
     [,1] [,2] [,3]
[1,]    0    0    0
[2,]    0    0    0
[3,]    0    0    0
> 
掛け算
> x <- x * x
> x
     [,1] [,2] [,3]
[1,]    1   16   49
[2,]    4   25   64
[3,]    9   36   81
> 
割り算
> x <- x / x
> x
     [,1] [,2] [,3]
[1,]    1    1    1
[2,]    1    1    1
[3,]    1    1    1
> 

こんな感じで行列の計算が簡単にできてしまいます。

おわりに

いかがでしたでしょうか?

R言語は普段プログラミングをしていない方でも取っ掛かりやすい言語だと思います。
ベクトルや行列の計算ができるだけでは、使うメリットを感じていただけないかもしれませんので、こんなことができるよ〜という記事も今後書いていきたいと思います。

おたのしみに〜♪